近年になってみられるようになった平付けに対する都市伝説
平付けは離れがうまく出ない、といった論調を主とするが明確な理由はない。
そればかりかどこからが平付けなのか、馬手をひねり上げるのはどういうときか、なんのためか、といった説明ができないまま都市伝説が使用される。
弽の形と射法の選択を理解していなければ理解できないのも無理は無いが昭和初期までは三つ弽であっても四つ弽であっても現在の弽よりも平付けに作られていることも知らないまま使用されている。
また都市伝説の信者にとっては困ったことかもしれないが、平付けかどうかは骨格によっても選択変化する物であり、平付けの名人(流派)も当然存在する。
もっと踏み込んで言えば、現代弓道においても平付けが有利となることはかなりある。
流派・歴史を学ばないこと、弽に対する無学をひけらかす様は非常に残念である。